校長挨拶

愛知県立岡崎商業高等学校長     小川 浩司

 本校は、明治35年7月に岡崎町立商業補習学校として開校し、今年で創立121年目を迎える、県立の商業高校では、最も長い歴史と伝統を誇る学校であります。
 岡崎商業高校はこれまで二万七千名を超える卒業生を輩出し、地域から愛され信頼され、地域とともに発展してきた学校です。

 本校では、校訓「開拓精神の啓培」 ・・新しいことに挑戦しよう
        「下座の行を尊ぶ」 ・・利他の精神と感謝の心を大切にしよう
        「創造性を培う」  ・・創意工夫を常に心がけよう
のもと、「即戦力となる社会人」を育ててまいります。

 そのためには、
◎人間力(利他の精神・感謝の心・チャレンジ精神)
◎適応力(基礎学力・専門知識・創意工夫)
◎コミュニケーション能力 (多様性を認め合える・他人の話をしっかり聞き受け止める・
             自分の意見を述べることができる)
を身に付ける必要があります。

 つきましては、授業・部活動・学校行事に加えて、令和5年度、本校はイオンリテール様とともに昨年度に続き「地域協働ビジネススキルアップ事業」(愛知県教育委員会)に取り組んでまいります。 また、令和4年度から2年間にわたり、金融教育研究校(金融広報中央委員会)の指定を受け、コロナ禍が促進した「キャッシュレス化」を中心に考察し、生徒の主体的に学ぶ力を育成してまいります。

 すべての生徒は、商業高校での学びを社会にどのように生かしていくのか、役立てていけるのか。何のために就職するのか、何を学ぶために大学へいくのだろうか、それを考える高校生活を送っています。今後とも皆様のご支援をいただきますよう何卒よろしくお願いいたします。